電子メールの進化と普及を祝う日
1月23日は「電子メールの日」。
日付はメールを「いいふみ(いい文・E文)」として、「いい(1)ふみ(23)」と読む語呂合わせからきています。同様に、「ふみ(23)」と読む語呂合わせで毎月23日は「ふみの日」で、これは郵政省が1979年(昭和54年)に制定されました。そして、7月23日は「文月ふみの日」として記念日とされています。
電子メッセージング協議会(現:Eジャパン協議会)が1994年(平成6年)に制定しました。
Eジャパン協議会は、総務省管轄の外郭公益法人である財団法人マルチメディア振興センターに事務局を構える任意団体です。
この協議会は、高度情報通信社会に向けてアプリケーションの研究・開発やネットワーク向上に関する調査・啓発などの活動を行っています。また、政府の「e-Japan戦略」の実現に向け、約120の企業や団体と連携し、日本が世界最先端のIT国家になるための活動を展開しています。
今回は、電子メールの日にちなんで、電子メールの歴史、利点、そして効果的なメールの書き方についてお伝えします。
電子メールの歴史
1. 1965年: 最初の電子メール
電子メールの歴史は古く、1965年にMIT(マサチューセッツ工科大学)で最初の電子メールが使用されました。この当時は主に同じコンピュータネットワーク内のユーザー間でのメッセージングが行われていました。
2. 1971年: 最初の実用的な電子メール
1971年、レイ・トムリンソンがのローカル部分とドメイン部分を分けるために「@」記号を使用して、ネットワーク上でのメッセージングを実現。これが現代の電子メールの原型となりました。
3. 1990年代: 一般向けの普及
1990年代に入り、一般向けに電子メールが普及。企業や個人が電子メールを積極的に利用し始め、コミュニケーションの新たな時代が幕を開けました。
電子メールの利点
1. 速さと効率
電子メールは瞬時に相手にメッセージを届けることができ、迅速なコミュニケーションを実現します。ビジネスやプライベートの連絡手段として非常に効率的です。
2. 文書の添付
電子メールを利用することで、文書や画像、ファイルなどを簡単に添付して送信することができます。これにより、重要な情報のやりとりがスムーズに行えます。
3. 非同期性
電子メールは非同期的なコミュニケーション手段であり、相手が都合の良いタイミングでメッセージを受け取り、返信できる点が利点となっています。
効果的なメールの書き方
1. 件名の明確化
メールの件名は重要です。簡潔かつ明確に伝え、相手が一目で内容を理解できるよう心がけましょう。
2. 簡潔な冒頭
冒頭は簡潔に。要点を最初に述べ、相手の関心を引くことで、メール全体に興味を持ってもらえます。
3. 本文は明確でわかりやすく
メールの本文は簡潔でわかりやすく書くことが重要です。冗長な表現や複雑な言葉は避け、要点を的確に伝えましょう。
4. 返信期限の設定
返信が必要な場合は、明確な返信期限を設定すると、相手も迅速な対応が期待できます。
5. 署名の利用
メールには署名を添えることで、差出人の情報や連絡先を簡単に確認できます。ビジネスメールでは特に有用です。
6. 確認と校正
メールを送信する前には内容を確認し、誤字脱字や不明瞭な表現がないかを校正。誤解を避けましょう。
まとめ
電子メールの日は、これまでの歴史から現代に至るまでの電子メールの進化と普及を祝う日です。電子メールは効率的なコミュニケーション手段として私たちの生活に欠かせない存在となり、これからも新たな可能性を切り拓いていくことを期待し、節目の日を祝いたいですね。
電子メールの日おめでとうございます!